小学生の頃テストの点数が悪いと親から叱責→「教育熱心な親のせいで中学時代に不登校になって苦労した。事件を起こすことで、度が過ぎると子どもが犯罪をおかすようになると示したかった」
子どもはまず親の庇護のもとで育つが、次第に社会に学び、親は子離れし、子は親離れし、ひとりの人間として自立・自律しなければならない。
親も子も、どこで考え違いをしたのか・・・
もし、子どもの将来のために学力を、などという他力本願の子育てであれば、地位とお金が一番の幸福だといわんばかりの、一昔前の考えに思える。自立していない人間が人の親になるという繰り返しが産んだ因縁かもしれない。
子は子で、いつまでもそういう親の庇護の下で暮らしていると自立できなくなり、何か失敗すると「親が悪い、社会が悪い」となってしまう因縁のスパイラルから抜け出せなくなる。
昭和・高度成長が招いた因縁が引き起こした典型的な事件のように見える。日本の病巣は奥深い・・・。
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