NHKのバラエティー番組を見て愕然とした。
コロナ禍以降、急速にキャッシュレス化が進み、子どもたちは現金を知らず、数字だけの「お金」しか見ていないため、お釣りの概念がない、という・・・。数字だけのお金であれば、仮想通貨との違いはなんなのか?
また、投資で数字(お金)を増やすことを子ども向けに教えるセミナーが流行っているという・・・。
誰も農業や工業で物を作らず、数字(のお金)だけを弄ぶ世界になってしまったら、将来、何を食べ、どうやって暮らしていくのか?
ネット社会で情報の操作が価値を生む時代。だがそれは、「物」があってのこと。
そのことを土台にしないで、お金の価値がどうの・・・という社会は本末転倒・笑止千万だ。お金に価値などない。
まず学ぶべきは、数字(お金)の増やし方ではなく、自分にとっての「物」の価値=生き方、ではないのか?
(画像は、番組から)