毎朝、子ども達の通学を見守ってくれる地区交通安全協議会やPTAのボランティア。「ボランティア」と定義づけて構えるものでもないと思う。「好きだから」「時間がある人がやる」「自分の為」・・・様々な考えがあるでしょう。ただ一つ大切なこと。それは「自分一人では生きていけない」ということ。報酬(お金)の有無でボランティアかそうでないかを区別するような風潮があるが、根本はそうではないと思う。自分の子どもが玄関を出てから学校にたどり着くまでに、どれだけの人と言葉を交わし、どれだけの花を見、どれだけの危険に合っているか。それらは親の見えないところで、間違いなく子どもの成長に大きく関わっている。見えないものを見て、感じ、感謝すること。人間だけではない。地球環境も含め「人は一人では生きていけない」。真実は、見えないところにこそ、ある。