【五つの「こ」食】
お金さえあれば、おいしいものが、いつでも、なんでも、いくらでも食べられる時代・・・豊かで、ものが余る時代・・・
料理研究家で服部学園理事長、服部栄養専門学校校長の服部幸應(ゆきお)氏の言葉が重い・・・生きる為、身体を作る為だけの食事なのでしょうか?・・・「誰が作っても」「どこで食べても」「誰と食べても」「何をしながら食べても」・・同じ、でしょうか?
孤食(一人で食べる=社会性が育たない)、
個食(ひとりづつ別のものを食べる=我儘になる)、
固食(いつも同じものを食べる=栄養が偏る)、
小食(ダイエット、エネルギーが補給されない)、
粉食(粉製品を好んで食べる=顎が弱くなる)
いつもイライラして、自分勝手。その結果すぐに他人を傷つけるような行動に出る。
学校は勉強をし社会性を身に付ける場所です。そこにいい状態で送りだしてやるのが親の務め。集中して勉強し、思いきり遊ぶ。その体を作ってやれるのは親だけなのです。
0~3歳は親とのスキンシップが大切。
3~8歳は人格形成(この時期が家族で会話しながら食事するのが最も大切な時期)
8~10歳は自我が芽生える。(これ以降はいきなり言って聞かせても聞かない世代になっていきます)。
40年前は700~800回はあった家族での食卓がいまでは200回以下といわれます。
しかも食事中はテレビを見ながらで、会話は少ない。
食べ物を大切にできない、物を簡単に捨ててしまう、子どもは保育園に、食事はバラバラ、朝食を作らない、外食やコンビニで済ませてしまう・・・大人には経済的な理由があるのかもしれません、が・・・
キレる子ども、ニート・・・子どもの頃の食卓にも大きな原因がありそうです。
せめて朝食だけでも、テレビを消して一緒に食べませんか?
子ども達の未来の為に、自分の幸せの為に・・・<m(__)m>