いつの間にか水を買う時代になっていました・・・日本は自然に恵まれ、四季折々に美しく、水が豊かな国だと思っていましたが、いつのまにか、美味しい水・安全な水を買う時代になっています。その買った水(一般家庭の上水道も含め)でさえ、当たり前のように垂れ流し、汚し、捨ててしまっている現実があります。2年前の夏、我が長男と故郷に流れる「大沢」の源流をはじめて訪れました(写真)。そこは湧き水で、背にした守門岳をはじめとした山々がもたらしてくれる自然の恵みです。今は舗装されましたが、子どもの頃、歩いて山間の田んぼまで昇り降りする途中、乾ききった喉で、この沢に腹ばいに突っ伏して顔を付けてゴクゴクと飲んだ水の味が忘れられません。父が子どもの頃飲んだこの水を今、同じように飲む息子が何を思うのか・・・