【遠い祭りの風景】

【遠い祭りの風景】私の今年の夏は終わったが、きっとまた来年があるだろう。でも、いつかのあの祭りの風景は、永遠に戻らない・・・。紙巻の火薬で「パチンパチン」と打った鉄砲。長十郎、二十世紀。夏まつりの夜、母に手を引かれてツルツルと滑る赤土の坂を上り、太鼓だけで盆踊りをした・・・今はもう誰も参拝しない壊れかけた部落の神社。
今どきの子どもがポイポイと捨てるフィギア。でも、それを拾う大人たちは決してこれを捨てることはできない。小学校の通学路にある美容室の脇にそんなフィギアの「置き場」がある。毎日見ているが、増える一方だ・・・大人たちは思う・・・きっと、これを「落とした」こどもが探しにくるに違いない、と・・・
あ~~・・・歳だなぁ(^^)(;_;) №2,619