朝、ときどきすれ違う(デニーズで朝コーヒーを飲むらしい)足の不自由な一人暮らしのお爺ちゃん。名前を知り合う仲である。今日は手前のバス停辺りで帽子も被らず大汗をかいて立ち停まっていた。残暑の猛烈な直射日光。心配して「○○さん、帽子はないのかい?」「持っていないんだよ」「近くに売っているよ」「どこに売っているかね」「ミヤマに売っているよ」「遠いなぁ」(!そうだ、足の悪いお爺ちゃんには、決して近くないんだ!)申し訳なく思った私は「この帽子をあげるよ」と自分の頭からお爺ちゃんに被せてあげた。「あんたはいいのかい?」「平気だよ。もう一つ持っているんだ」只でもらったオレンジ色の防犯パトロールキャップだが、嬉しそうに私の大好きな笑顔を返してくれた。私はこのお爺ちゃんの素敵な笑顔で、1日分の元気充電ができるのだ(^^)№2,625