【怖~い?話(^^)】

【怖~い?話(^^)】
私の生業はIT(システムエンジニア)です。
もはやITだけの領域ではありませんが、人口知能(AI)が近年注目を浴びています。IT業界では別に目新しい分野ではなく、私自身もAIに興味をもって勉強を始めたのは、IT業界に入ってから20年近く経ったころ(それでも第2次ブーム)で、更にそれからもう20年以上(今は第3次ブーム)たってしまいました。
最近では最年少プロの藤井棋士がAI将棋を相手に強くなったことは有名です。将棋や囲碁、チェスで人工知能が人間を負かすのはもはや珍しくありません。この分野では既に人間を超えたと言ってもいいでしょう。
私は機械が人間を超えることはないから、心配には及びません、などという気はありません。ある目的に向かって学習と経験を積み重ねることは、最早AIにはかなわない時代なのです。それは「AIを停められるのだろうか」、「そのうち人間が機械に征服されてしまうのでは」・・・という危惧さえ抱かせます。
しかし、人間が機械(AI)に征服されないキーワードがあると考えています。それは【間違った目的を与えないこと、AIを一人(?)にしないこと、機械であることを知らしめておくこと】です。AIが人工の「知能」だというならば、人間しか持ちえない知能がどうやって育まれるのか・・・人間の場合は生まれながらにして備えるものもありますが、そのほとんどは生まれてからの環境による「学習」によって育まれます。人間だって間違った学習をすれば、殺人を犯したり、戦争を始めたり・・・。大切なのは、AIがある結果を導き出したとき、自分に最終決定権がないことを認識し、人間や他のAIと相談し、判断を人間に委ねること、でしょう。そして、このようなAIを制作することはもちろん可能です。
しかし、AIの有無に関わらず、なにより大切なのは、最終判断を下す「人間」が「正しい」ことなのです。が・・・。画像はイメージです
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