画像はイメージです。酪農危機が叫ばれている。酪農業者が激減しているのだ。スーパーに行けば、牛乳1リットルが200円前後で買えるが、水は1ℓ240円~300円(500mℓで120円~150円)程度だ。水が高いというのではないが、牛乳が安すぎるのではないだろうか?酪農業者は、生乳を出荷して生計を立てている。生乳が加工されて牛乳やチーズ、バター、ヨーグルト、練乳、アイスクリームなど、数えきれない乳製品となってお店に並ぶ。当然のごとく消費者は安くてよい製品を望む。しかし、一方で生計が成り立たない生産者がいる。かろうじて生き残っている業者も、薄利で過酷な労働を強いられる。もし私たちの身の回りから、乳製品が無くなったら・・・想像すらできない。私たち消費者は(加工業者も含め)、ただ安さを追求するのではなく、風上の生産者や命をいただく牛などの生き物、地球環境まで心を寄せ、どこか一か所にしわ寄せが偏らぬよう、「適正価格」(物の価値)というものを理解しなければならないと思う・・・それが長い目で見た、健全(持続可能)な経済の発展と人類の平和に繋がると思うのだが・・・どうだろう(^^;