5歳児、虐待死!!本質を考えない社会・・・

本質は?【・・・もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします・・・】
・東京都目黒区のアパートで両親に虐待された末に死亡した船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)の「反省文」である。
・多くの「声」がメディアに溢れている。おおよそは同情、両親への非難、行政への対策要望のようだ。もちろん私もまったく同じ感情・意見を持っていることを前置きしておく。
・メディアを見ているとある本質について置き去りにされていると感じる。それは「人間が持っている母性・父性の愛情が薄らいできているのか?現代には、こどもが育つ・育てる環境に大きな問題があるのではないか?」という疑問である。
・件の両親は、いきなりこんな人間性だったのだろうか?その親はどうだったのだろうか?人格形成における周辺の環境はどうだったのだろうか?
・東京都の小池知事は、国に対して虐待情報の共有のルール作りを要望したという。行政の施策やルールはあくまでも事後対策に過ぎない。
◎一番大切なのは他人任せや責任転嫁でなく、「人間が本来持っているはずの「愛情」が欠如する、あるいは発育不全となる現代の「病」を、自分も含め、みんなで考えることではないだろうか?