【AMAZON、GOOGLE・・・夢を見た】

今年の稲刈りが終了

【AMAZON、GOOGLE・・・夢を見た】「アマゾン」の奥地に迷い込み、スマホも通じずバッテリーも切れた。電気、ガス、水道もなく、インターネットは使えず、宅配も届かない。「グーグル」と鳴るお腹。何か食べたいが、コンビニもなく「インスタ」ント食品も買えない。お金など持っていても何の意味もない。「楽天」的な私も「ヤホ~(yahoo)」なんて叫んでいる場合ではなくなった。もはや歩く力も気力も底を「ついった~(twitter)」・・・(*_*;
農業、水産業、林業(第1次産業)、工業・鉱業・建設業(第2次産業)。これらの産業は、自然を原材料として物を作りだします。これに対して、作りだした物を流通させる卸売、小売。快適を提供するサービス業。金融、保険。それらを高度に繋ぐ情報通信(IT)などの第3次産業はサービスや安心、快適、享楽を提供し、経済(お金)を回すものです。
国の第3次産業の比率が高まるのは、先進性の指標かもしれません。
それを非難する気は毛頭ありませんが、豊かな自然、歴史に立脚した風土、文化と、それらに支えられて人間が作り出す物(=第1次・2次産業)、そしてその上に成り立つ生活基盤がなければ、おカネを回すだけの第3次産業は成り立ちません。第3次産業は云わば現物が伴わない「バブル産業、利ザヤ産業」と言っていいでしょう。
昨今頻発する地震や豪雨、温暖化、環境破壊・・・ITは情報を早く、正確に、広く、遠くに伝えます。しかし、情報やデータは直接人の命を助けることはありません。機械化した第1・2次産業、ITなどのサービスをはじめとする第3次産業は(電気が無ければ)直接の助けにはならず、非力なものです。それどころか天然資源、食べ物、電気、ガス、水はあって当たり前と思い込み、もっともっとと快適や享楽を求めがちな人間を増長させ、ひいては滅亡させてしまうような危機感さえ覚えます。現代人は第3次産業に頼り切り、本来価値のないお金という実体のない、いつ切れるかわならない蜘蛛の糸に必死にぶら下がって生きているような気がします。
「砂上の楼閣」・・・現在の私たちの暮らしは、実にもろい土台の上に築かれているのではないでしょうか。
もしもお金など何の意味もない事態が起こったら。物々交換の世に移行したら。あなたは生きていけますか?「自分の持っている何と、食べ物を交換しますか?」
バブルに惑わされず、踊らされず・・・何が大切なのか・・・深く考え、足元をしっかり見つめ直したいものですね(^^)