日本中で「孤独死」が問題視されているようだ。わが地区でも例外ではない。4年前から行政(社会福祉協議会)の肝いりで「見守り活動」なる活動を行っている。私は、立ち上げ時から地元の社会福祉活動として「見守り委員」として携わってきた。見守りを希望する高齢者・障害者を、近所のボランティアを募り、それとなく(新聞は溜まっていないか、洗濯物が干し放しになっていないか、などを)「見守る」という活動である。
そもそも、「昔は」お隣ご近所との「普通の」お付き合いがあれば、そんなことはわざわざする必要はなかったが、昨今はお隣さんの顔も知らない、ということも珍しくないようだ。私の故郷では昔は、「留守中に知り合いが勝手に上がり込んでお茶を飲んで待っていた」なんてことはザラだったのだが・・・。
誰にも知られずにひっそりと死んでいく・・・もちろん助かった命もたくさんあった筈だ。今、日本人の生き方はこのままでいいのか、疑問である。
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