【バレンタインチョコと「ハム太郎弁当」、とメジロ🙂】
昼休み、妻の作ってくれた弁当を食べ終わってふと思った。昨日はバレンタインデー。以前は妻からチョコを(形式的だとしても)もらっていたが、ここ10年くらいは忘れられた存在だ。寂しい・・・
「いい歳をして」と思われるかもしれない。だが、枯れても男と女。若い頃はあった愛情も潰えたか?と考え込んでしまう意気地?のない男がここにいた。
・・・が、よくよく考えてみた。なにもバレンタインデーなどと、お菓子などの「ギョーカイ」の思惑だらけのイベントに踊らされて一喜一憂している自分は、いったい妻に対して普段、何ができているのだろう・・・。
妻はヘルニアを患って歩くことも儘ならないのに毎日、朝早く起きて弁当を作ってくれているではないか。そればかりか、こんな我がまま放題の私や家族の為に炊事、洗濯・・・若い頃は子育てまで。毎日毎日、来る日も来る日も、嫌になるような繰り返しであったろう・・・。…
休日、ふと庭を見ると妻が好きな野鳥(メジロ)が、私が妻に頼まれてグミの枝に刺したリンゴをついばんでいる。日々繰り返す家事の合間に、ひとりで小さなこの食卓の妻の席から、好きな「餡子菓子」でも食べながら、窓のすぐ外に見える小鳥を眺め一息つく妻の姿を想った。
・・・ありがとう。普段から、充分な贈り物をありがとう。私も還暦を迎えた。そろそろ大人の愛を語れる人間になりたいものだ。お互い「何でもない日々こそ最上の贈り物であること」に感謝し、これからも二人で愛を育んでいきたいものだ。
来年のバレンタインこそ、二人でこんなことを語り合いたい・・・。
😞バレンタインを卒業したい還暦男のつぶやき😌