学校前の歩道、約100mに渡って、誰か草を抜いてくれたらしい、が、抜いた草はそのまま放置され、歩道は乾きかけた草が一杯散乱した状態。学校に聞いてみたが、学校関係者ではないという。朝練の指導をしていた校長先生と事務職員さんに声をかけると、親切にご協力いただき、一緒に片付けた。
ボランティアというと無償奉仕や、慈善奉仕などと言われ、自己を犠牲にして無償で他の為に尽くすこと、と考えている人が多いように思う。最悪なのは、ボランティアだから責任は負わない、とか、好きな時に、好きなだけやり、好きなところで止めてよい、と考える人もいるようだ。
今さらだが、ボランティアは他人の為ではなく、自分の為に他ならない。「人間関係の醸成・深耕」と「自己責任で極まりをつける」ことの勉強をするため、と言ってもいい。ボランティアに関わる姿勢によるが、深く考えて活動すれば、自身の人間の厚みが増すことは請け合いだ。「お互い様」とか「かわいそう」とか「自分にできることがあれば」という理由で活動する場合が多いように思う。それはそれで素晴らしいのだが、どこかで「してやっている」という気持ちがあ…ると、それが行動に現れ、返って迷惑になる(逆効果)ということさえある。私も30年前はそうだったに違いない・・・。
自分のする行動が、何のためなのか、どこまででその目的を達成するのか(実は終わりはないかもしれないが)、しっかりと自分と向き合い、学習し、継続するからこそ「ボランティア」だと思う。こう考えると、ボランティアとは生き方の学習そのもの、なんだなぁ😀
以上、勝手な自論・持論でした。