いくら歩いても、自分の家に着かない。今、どこを歩いているのか分からない・・・みなさんは迷子になった経験はありませんか?私の祖母、母は認知症で度々徘徊していました。亡くなった母は、家にいない、と探していたらパトカーに保護されて帰ってきたこともありました。当時、そんな母を叱ることしかできなかった私。後で認知症の心理状況について知れば知るほど、後悔と反省で切なくなります。思う方向に歩いても歩いても家に着かない。どうしたらいいか分からず、誰も助けてくれず、たった一人・・・不安、孤独、恐怖・・・。そんなとき、誰かが優しく声をけてくれた時の温かみを経験したことがありませんか・・・?
土曜日は地区で中学生たちと徘徊者への声掛け訓練がありました。
みなさんは子どものころ(大人になっても)、迷子になった記憶はありませんか?誰かが温かく声をけてくれたときの安堵の気持ち・・・忘れていませんか?
歩いてきた道、そしていつか行く道、かもしれません・・・🙂