【男の生きる力って?】男は、歳を重ね現役を引退すると、仕事人間であればあるほど、その後の生き方について悩むようである。職場では職制や肩書で決められた人間関係の中で(勘違いしながら)、社会や他人のせいにして生きられたが、いざ、その枠がなくなってしまい裸になってしまうと、社会の中での自分という「芯」がないことに気づかされる(あるいは、気づく事さえできない)のである。
人は一人では生きられないもの。これは、学校や会社では教えてくれない。
我が地域には「お助け隊」なる組織がある。現役を引退した方々が、草取りや庭の手入れなどの地域の仕事をこなしながら、生き生きと、頼られながら、輝いている。
「あなたがいてくれてよかった」と言われることが、生きる力となるのである。