【勝手に上がって茶を飲む(^^;】私の生まれ育った山間の村では、野良仕事で家を留守にするときも鍵をかけるわけでもなく、野良から帰ったら隣の(といっても数十メートル以上は離れているが)おばあちゃんが勝手に上がり込んで、お茶を飲んでいた、なんてことも当たり前であった。昨今、都市部では孤独死が多いらしい。もちろん、地方でもあるだろうが、少し性質が違うようだ。都市部のそれは文字通り「孤独」を感じさせられる。普段の生活が既に周囲から隔絶し、まさにたった一人で生き、死んでいくという。
毎朝の通り道に、よく話し相手になってくれる元気な80歳を過ぎたお婆ちゃんがいらっしゃる。話し好きで、お友達も多く、陽気な方だ。暇だから、なんて言っては手縫いの雑巾を数百枚も学校に寄付してくれたこともある。
子どもたちの通学路だから、花壇にお花を絶やしたくない、という。