後藤健二さん拘束事件について

2月1日。さきほど早朝、痛恨の極みとなる画像がイスラム国から公開された。
残虐、非道なテロ組織の行為を断固として非難します!
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日本は「人道支援」という名目の資金援助としたが、テロ組織から見れば、敵対勢力を支援する国であると判断されてしまった。
テロに屈しないという国家方針に誤りはない。
あくまで人道支援の立場で国際協力する方針も間違いはない。この基本路線に疑問を挟む余地はない。
ただ、単純に同盟国や国際世論に同調するのではなく、日本らしさを正しく世界に発信しているかというと、疑問が残る。
唯一の被爆国であり、不戦の誓いを憲法9条に謳った我が国の向いた先は間違っていないのだろうか?
我が国の国際的な、特にアメリカをはじめとする同盟国との対テロ協調路線に誤りはないのだろうか?
集団的自衛権の行使容認について、正しい路線なのだろうか?
日本がとるべき、戦争放棄の立場はこれでよいのだろうか?
国民が選んだ現在の政府の動きを、他人事とせず、国民一人一人が深く考えて声を上げなければならない。
五十嵐