【自分が死んで遺せるもの】

雨の日のつぼやき・・もう100年以上も昔ですが、内村鑑三氏が学生に行った講演「後世への最大遺物」があります。<<「一人の人間として我々は何をこの世に遺せるか。金か、事業か、文学(思想)か・・・・・。だが、それらは誰しもが残しうる最大の遺物とはいいがたい。誰もが遺せる最大の遺物、それは勇ましく高尚なる生涯だと思うのです。」(岩波文庫版)>>
これを読んで心が清々したことを憶えています。以来、私は「背中を見る・見られる」ことを心の片隅に置きながら、自然体で生きることを目指すようになりました。