【雪の下から・・・故郷の便り】

【雪の下から・・・故郷の便り】
毎年故郷から送っていただく春のたよりが嬉しい。故郷の新聞に包まれ丁寧に荷造りされ、山菜とともに故郷の春の香りが届いた。ふきのとう、木の芽、こごみ、うるい、うど・・・。数メートルも積もる雪に埋もれる故郷の冬。3~4カ月以上続く白と黒の世界だが、やがて春の風とともに少しづつ見え始める地肌からフキノトウが一番に芽を出す。山々に残雪が形作る様々な模様とともに、山菜の季節がやってくる。そして山々に本格的な新緑が萌え始める。
世界情勢は不穏だが、確実に季節は巡ってくる。
様々な、あらゆるいのちに感謝である。