3月13日。「第3回 田んぼマイスター講座」。私たちが5年前から始めた千葉市の都川流域で始めた米作り。皆、本業を持ちながらボランティアとしてやっている川清掃や花植え、米作りですが、当初からの難問(矛盾?)があります。私たちが他の団体と分担し始めたのは環境保護を目的として「生き物と共生する田んぼ」として冬場も水を張り、春先も一切耕さない(田起こしをしない)田んぼです。これは期待通り野鳥や小動物(カエルや昆虫など)様々な動植物たちのオアシスとなり、子ども達にも貴重な自然体験の場となりました。しかし、お米の質や収量は?というとお粗末なものです。自給率3割と言われる日本の食事情。これは、伝統的な国産食材を使わない食の多様化(贅沢化?)や飽食により廃棄される食材などの要因も大きいと思います。ミミズや昆虫やカエルなどに触ったことが無い子ども達。お米や野菜や肉・魚などがどこで、誰が、どうやって作っているのか知らない子ども達。お金を払えば、美味しいものがいくらでも、楽に手に入れられる。今起こっているいじめや格差、殺人、環境問題、戦争・テロなど様々な社会問題と無縁でしょうか?・・・「いのちをいただいて生きている」・・・自然保護か、効率重視・味や収量重視の米つくりか・・・それが、問題だぁ・・・(´・ω・`)・・・変人おやじのつぼやき・・・※写真は5年前に田んぼの看板を書いてくれた娘と、作業の様子です。