【放射性指定廃棄物が千葉市中央区に埋められる?】

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6月29日、千葉市中央区蘇我地区(東電火力発電所敷地)への放射性廃棄物の長期保管施設設置候補地選定説明会に出席してきました。千葉市内に49ある町内自治会連協の会長向けで、説明者は環境省の方々。
1.683カ所の候補地から、選定基準に則ってポイント付けしたところ最高得点(16点)の2カ所のうち1か所が「東電の敷地」であったとのことでしたが・・・?・・・まさか、「偶然」なんて、だれも思えませんよね。
2.そもそも、その選定基準に「より都市部に設置する」や、「海からの距離は問わない(近くてもいい)が自然災害が起こりにくい場所」・・津波があるじゃない!?矛盾だ!・・など、相当な疑問があるのです。
3.ここまでの選定手法を決める市町村長会議(4回)に当事者である千葉市長が一度も参加していない。(いずれも代理者が参加)
4.ここに至るまでに、住民説明会が1度もなかった。
など、納得できないことばかり。
国策であるから、最後は強行されてしまう不安さえある。(沖縄の基地問題と似ていますね)
写真は、説明会を終えて外に出たら、とたんにプレスの方々に囲まれてしまった私たちでした。(マスコミの関心も高いようです)
私も、前出の問題点に加え、「行きあたりばったりの施策で、原発の使用済み核燃料の処分についての結論も出ていないのに、なぜこういった放射性指定廃棄物の処分は、あちこちに分散して、さっさと決めてしまうのか」とインタビューに応じたところ、早速今朝の千葉日報の朝刊に載っていました。
みなさん、もっと関心を寄せて、自分の意見を述べましょう。