・・・いかにも、子どもにありそうな質問です。が、この問いに、建前でなく核心を明快に諭せる大人はどのくらいいるでしょうか・・・
十種競技の元日本チャンピオン。十種競技で数々の 国内タイトルを獲得しているタレントの百獣の王こと武井壮さんのコメントに100%共感します。
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「スポーツで食べていくから学校の勉強なんてどうでもいいですよね?ってなあ、学校のテストは必要な知識を他の学生より手にすりゃトップ取れるもんだろ?学校ごとにレベルも違うけど、それってスポーツの地区予選みたいなもんだ。。戦うルールと相手分かってて負けるやつなんてスポーツでも勝てねえよ。
『でもスポーツのトップ選手挟まってる勉強なんかしてませんよね?』だとよ。。それは勝ったからだ、お前より学んで鍛えてたったひとりの勝ちを手に入れたからだ。何かで負けることはある、なら他のものでも勝てるように、いつか人生で逆転できるように備えとけ。スポーツだけが勝負じゃねえ、甘えんなよ。
学校のスポーツも勉強も『しなくてもいい』もんじゃねえよ。やればやるだけ人生のプラスになる武器になんだよ。結果スポーツやら勉強、性格や身なり、家族や人間関係や特殊技能、経歴や学歴やら色んなもんの総合点で進んでいい道が決まってくんだよ。何か足りねえものあんなら今のうちだぜ学生たちよ。」
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記事中の坂田監督の『「文武両道」という言葉が嫌い』という言葉も理解できるし、そいうポリシーが必要な教育現場もあるでしょう。
私の持論は武井さんと同じなので書きませんが、喩(たと)えれば「スポーツで食っていくから勉強はしなくていい」=「スポーツで食っていくからご飯を食べなくていい」というところでしょうかねぇ(^◇^)