学校と地域のパイプ役とでもいうべき「地域コーディネーター」研修に参加してきました。昨今、教育に限らず、子どものトラブルは総て学校に持ち込まれる風潮がある。子どものいうことを鵜呑みにして、権利と理屈ばかりを主張して担任や校長先生に「クレーム」を呈する。学校は多様な人間の集まりであり、社会全体の縮図だと考えたい。親は子どもを通して、社会と関わっているのである。元はといえば自分たちが原因をつくり出来上がってきた社会ルールだが、挙句はそのルールを杓子定規にとらえ、権利ばかりを大上段に振りかざす親たちが多いのには閉口する。そして、悲鳴を上げた社会は更に新しいルールや制度を生み出す。なんでもかんでもルールやネット繋がりを間に置くのではなく、生身の人間と直接向き合い、一人の自立した人間として生きる背中を、子どもたちや周囲に見せられる人間でありたいものだ(^^