メダリストやアスリートたちが一様に口にする「支えてくれた人に感謝する、恩返しする」という言葉。決して美辞麗句ではなく、社交辞令やキレイごとでもない、本音であろう。「子どものころ見た選手にあこがれた」、「両親や家族に支えられた」、「コーチに支えられた」、「友に支えられた」、「ライバルが力になった」、「周囲の声援が力になった」・・・。これらの支援の力が分かるからこそ、「恩返し」という言葉が溢れてくるのだと思う。大事なのは、これはアスリートに限ったことではない、ということ。だれでも「オギャァ」と生まれたときから、誰かの助けがあって生きている。それに感謝できないのは、他を妬む心や、「今が不幸」=「周囲や社会が悪い」などと考えるから(これは自立・自律していない証拠)。悪いことに、一度この考えを持つと、それは親から子へ「遺伝」してしまい悪循環になってしまうようだ。これが非行を生み、先々は社会のルールを脅かす人間になってしまうことも多い。親の偏った考えで、子どもの人生が決められるようではいけません。それを断ち切るには、周囲の見守る目、育てる目、関わる目が大事だと思う。子どもたちに夢と目標を与えられる社会であってほしいものです。どう生きるか・・・「一隅を照らす」・・・それでいいと思う。人間、捨てたもんじゃぁない!ハズだもんね(^^)