昨日は妻と県教育会館で千葉交響楽団メンバーの方々の弦楽四重奏+管楽器・ソプラノ歌手のコンサートへ。
演奏されたひとつ、童謡「クラリネットをこわしちゃった」の歌詞に出てくる「オーパッキャマラド、パッキャマラド、パオパオパパパ♪」の部分。この「オーパッキャマラド」の意味を初めて教えてもらいました。
それによると、「オーパッキャマラド」はもともとフランス語で「一歩一歩だよ」というような意味なのだそう。その他「友よ共に歩こう」「リズムに合わせて」など諸説あるそうです。つまりあれは、クラリネットが吹けない息子に対し「一歩一歩進んでいこう」と励ましている父親のセリフなのだという。
もうひとつ。1番の歌詞ではド、レ、ミが出ない。さらに2番では、ファ、ソ、ラ、シも出ない。つまり、ドレミファソラシの音階全てが出ないというわけです。
上手に吹けなくて音が出ないものを「壊してしまった」と思っている可愛らしい子どもの姿が思い浮かぶのです。きっと、クラリネットは壊れていなかったのですねぇ(^^)・・・演奏者の方々も楽しそうに「わ…ざと上手に音を外して」演奏していました。
ソプラノの歌声も素晴らしく、「小さい秋みつけた」「里の秋」「ドレミの歌」「紅葉」「ふるさと」など、観客も一緒になって歌うことができました。
芸術の秋らしく、妻と共に楽しいひと時を過ごすことができました。(演奏の様子の写真は案内チラシからです)