【市原悦子 日本昔話】子どもに絵本を読み聴かせてほしいなぁ(^^

【市原悦子 日本昔話】婆ちゃんの『安寿と厨子王』
なんとも、残念である。もうあの優しさに溢れた声の語りで、日本の昔話を聴くことができないのか・・・ありがとうございました。
今時のパパ、ママは、子どもたちに絵本を読んで聴かせてくれているかなぁ?そういえば、うちの子どもたちが子どもの頃、休みの日や夜寝る前に読み聴かせていたあの「昔話全集」はどこにしまったっけ・・・。3人の子どもの内、一人だけは本が嫌いで、私の胡坐(あぐら)の中でじっとして聴いてくれなかったっけなぁ(^^)
私の両親は忙しく、あまり昔話を聴かせたり本を読んではくれなかったが、代わりに婆ちゃんが良く語って聴かせてくれたっけなぁ。。得意なのは『安寿と厨子王』(「山椒大夫」)だったな。婆ちゃんの語るクライマックスの「安寿恋しやホゥヤレホ。厨子王恋しやホゥヤレホ」の切なげな語りは、目を閉じれば今でも聴こえて来るなぁ。子ども心に「こんなに悲しい別れは嫌だなぁ」なんて本気で思い、家族みんなで暮らしている安堵を覚えた記憶がある・・
昔話などの本や語り部は、日本の文化として、家庭の情操教育の重要な位置を占めていると思うのだが、今時はどうなのだろうか・・・早く孫が欲しいものである(^^)
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