【長期欠席児童】が多い(「行きたくなければ学校に行かなくていい」という親=子どもの面倒を見る余裕がない親たち)、国語を軽視し、「算数」である前に問題の意味が分からない児童。それでも子どもの学力は悪くない、と考えている親たち・・・。
家族の会話はあるのだろうか、本を読んで聞かせているのだろうか、食事は一緒にしているのだろうか・・・。
社会経験が乏しく社会に溶け込めず、子どもの育て方が分からない親。その結果が招く非行や貧困。
経済問題(社会問題)と直結している現代の子育て事情だが、いつでも被害者は子どもたちだ。そして、その子どもたちが大人になって繰り返す負のスパイラル(悪循環)。教養不足、社会性の欠如、言葉の意味が分からず読解力が欠如し、その結果身勝手な自己主張しかできない・・・心配なのは、そんな人間が拡大傾向にあるということだ。それは何を意味するか・・・国家の衰退である。
生計を立てる為に忙しく働き、時間がないのだろうが、せめて子どもが寝る前の30分ほど絵本を読んで聞かせる、食事は一緒に食べる、という時間を作ってほしいものだ。それだけで、この国は随分と良くなると思う・・・。