【丸山穂高議員について】丸山議員を庇う気持ちは1mmもない。むしろ、この問題だけに関していえば、この後の自分の意見すら空しく感じるほどだ。しかし、言わねばならない。前代未聞の糾弾決議の丸山議員であるが、「議員を強制的に辞めさせる仕組みが必要」との一部の意見には(それが国会の仕組みを指すのであるならば)反対である。あくまでも選挙で選ばれた議員であり、進退は選挙で決せられるべきであろう。本人が辞職を否定している以上仕方がないが、このまま議員活動ができるか否かも、選挙民次第だと考える。民主主義なのだから、国民が選んだ議員を、国会で辞めさせるような仕組みは、おかしいと思う。もしそのような仕組みができるとしたら、多数派勢力による少数派排除もできる国会となってしまう恐れがあるからだ。東京大学卒、経済産業省、松下政経塾、とエリート中のエリートで、表街道の日当たりの良いところを歩く人間を無条件で(というより、その経歴を見て)選んでしまう選挙民の気持ちもわかるが、ここは、民主主義の象徴である選挙制度を貶めない為にも、自分たち選挙民の猛省を促したいところだ。こんな人間には、我々の代弁をしてほしくない、が私の本音である。