【親の後ろ姿】


あおり運転・暴行事件の宮崎文夫容疑者。ネットではその生い立ちまでが晒されているようだ。ネット情報によると、母親も相当「異質」な気性だったようだ。
以下ネット引用。——-「文ちゃんの母親は近所でも恐れられていました。“給湯器の音がうるさいから風呂に入るな!”って怒鳴り込んでくるんやから。ごく普通の生活音の範囲なのに。なかには『静かにしろ』と書いたチラシを玄関に何回も貼られた家もあった。スーパーに行けばトラブルを起こしてパトカーで帰ってくることもしょっちゅう。自転車を猛スピードで飛ばす人で、ぶつかると“お前が悪いんや!”と凄まれたり。その一方で、自分の家の犬がワンワン吠えて近所迷惑なのに何もしない。区役所から注意を受けても知らんぷりやった」(近隣住民)その母親が溺愛していたのが宮崎容疑者だった。——–以上、ネット引用。
病的な部分もあるかもしれないが、子育てに大きな問題があるような気がする。母親の歪んだ愛情とその後ろ姿が、容疑者の成長に暗い影を落としていると思われる。時代は繰り返す。もしかすると、母親の成長過程にも似たような問題があったかもしれない。
人間は、その生き様において独立した存在ではない。繋がっているのだ。親子関係はもちろん、兄弟、友人、縁者など、身近な存在の振る舞いが、暗示のように体に沁み込んでゆく。周囲の環境に作られる「魂」、といってもいい。
その背中(後世への影響)まで意識した生き方が、責任ある生き様だと思う。