【待っていてくれるものがある、ということ】何日も放っておかれているものがあちこちにある。通勤途上では運べないものは、しばらく様子を見る。週末まで待っていてくれれば・・・と思いながら毎日見ていると、けなげにもちゃんと私を待っていてくれる。「おかえりなさい」とは言ってくれないが、なんだか嬉しくもなる。40年の通勤生活。結婚してからは35年以上になる。私の帰りを待っていてくれ、「おかえりなさい」と温かく迎えてくれる場所があることに感謝しながら、今日も想いを込めて玄関の靴を揃える。ひとりでは成しえない歴史や文化がある・・・。「足るを知り」「感謝と尊敬を持って」「与生」を生きて行きたいものだ。№.3,337