<謝罪はしない。投獄中の被告に結婚を申し込む女性も>【このような人間を生み出した社会】


<謝罪はしない。投獄中の被告に結婚を申し込む女性も>【このような人間を生み出した社会】以下記事と画像は毎日新聞ネット記事より転載。———————
神奈川県座間市で2017年、アパートの一室から9人の切断された遺体が見つかった事件は10月30日で発覚して2年となる。事件では自殺願望をSNSでつぶやいた人たちが犠牲になった。強盗殺人や強制性交等殺人罪などで起訴され勾留中の白石隆浩被告。
拘置所で「暇つぶしに」写経を始め、筋力トレーニングをしているという。「逮捕で落ち込んだが、2年が経過し、諦めもつく」と心境を話した。「自白や物的証拠もある。今は裁判で争おうとは考えていない」と続けた。
一方で、謝罪の意思は「ない」と断言する。「私は成果主義者で効果が出ないことをするのが嫌い。(遺族らに)謝って何か私の状況が変わるんですか」と持論を展開した。死刑を覚悟していることもほのめかし、「ばれちゃったんだから、罰は受けるべきなんじゃないですか」と淡々と答え続けた。
記者 ………。今拘置所にいますけど、後悔とかないのか?
白石 そりゃありますよ。たまに週刊誌の記者とかが雑誌を差し入れしてくれるんですよ。もっと遊びたかったなーとか、グルメのページ見たら、もっとうまいもん食いたかったなーとか、そりゃそこはやっぱり後悔しますよ。
記者 面会に来る記者は多い?
白石 最近はぱったり。8月までは週に1回あるかないか。9月になって記者さんがちらほらきますけど、一般の人は来なくなりましたね。今年の4月くらいまでは来てました。男も女も。男性は「事件のことを教えてください」。女性は「あなたが好きです」とか「結婚してください」とか。結婚してもよかったんですよ。定期的に差し入れや金銭的な支援をしてくれるなら喜んでって感じですよ。でも、来なくなっちゃったんです。多い人で4、5回来てくれたけど、来なくなっちゃいましたね。——————–<記事おわり>