【ふれあい・・・血だらけのお爺ちゃん、大丈夫だったかな・・・】 今朝、いつものように歩いていると向こうからお爺ちゃんが一人で杖をついて歩いて来る。近づいて来て顔を見て驚いた。左の顔面が血だらけで、ポタポタと血をしたたらせている。慌てて声を掛けた。「大丈夫ですか、どうしたんですか」「そこで転んだんです」
傷口を見ると、出血している左側頭部あたりに1cmくらい皮膚がめくれた傷があり、中央部には白いものが見える。慌てて傍らの階段に座らせてポケットから新しいティッシュを取り出して傷口に当てた。「ここ、押さえていてください」と言って、次のティッシュを出そうとするのだが、顔や衣服についた血が気になるらしく、傷口から手を離してしまう。「あ、手を放さないで押さえてて」なんて会話しながら、「救急車・警察を呼ぼうかな・・・」と迷った。会話はまともにできる。家の場所を聞いてみたら、同じ町の人だ。名前と電話番号を聞くと、たどたどしいがなんとか聞き出せた。電話をかけると幸いにも家人が出てくれ、事情を説明するとすぐに迎えに来るということだ。なんとか大丈夫そうなので、仕事の約束時間が迫っていたこともあり、心配であったがその場を後にした。あの後、どうなったか心配だなぁ・・・画像はフリーイラストです。