既に父と母を亡くしている私ですが、喪主を故郷と千葉で2度経験して、しみじみ思ったことがあります。地方と関東のお布施の相場?の格差についてです。(10倍~20倍?)そもそもお布施とは『施す』ことですから、メニューも定価もないはずです。 ネットで調べてみました→『仏教でいう布施とは、自分の持てるものを、できるだけ他人に施しすることです。 法事 や葬儀のときのお寺へのお礼は、すべてお布施となります。 本来お布施は、何かの行為 に対する対価ではなく、取られるものでもなく、喜んで仏さまに差し出すものです。』
都会では葬儀の際に、導師様(僧侶、お坊さん)に問えば読経や戒名の対価?として平然と〇十万円です、と答えます。(これは、葬儀社経由であったりしますが。)都会と地方では、僧侶の格?が違うのでしょうか?ところが最近は、都会の葬儀でお坊さんの説教すら聞くことが少なくなっています。私の関わっている故郷の葬儀や法事では、そのたびに深い感銘を受けるお説教を戴くことができます。故人の生前の生き方に触れたり、仏の教えを分かりやすく説いてくれます。ご詠歌を聞き、涙したこともあります。
都会では、先にお布施を受け取り、読経が終わると(葬儀場やスケジュールの関係もあるのでしょうが)さっさと帰ってしまう導師様が多いような気がします。まあ、結局それも、私のお布施の額が足りなかったからかもしれませんが(^^);・・・
お坊さんのお説教によって教え諭され、ありがたく深い感銘を受けられるなら、故人や遺族も救われるでしょうし、決してお布施についてこのようなことを言うこともなかったと思いますが・・<m(__)m>