【自分だけ良ければ・・・】ポイ捨てをする人間だけではない。自分も含め、全人類への警鐘なのだが・・・悲しい現実である。さらに、コロナが追い打ちをかける。
行く先は見えているのだが・・・。
※画像は海底に沈むプラスチックごみ
月別アーカイブ: 2020年8月
【五十嵐さん、助けて!】
【五十嵐さん、助けて!】朝から灼熱の下、いつものようにごみを拾っていると向こうから見覚えのあるお爺ちゃん。よく立ち話をし、自家菜園の手づくり野菜をいただいたこともある顔見知りだ。この方、事情があって生活保護を受けている。私の顔を見るなり「五十嵐さん、助けてほしい」という。近くの民間業者が運営する同じような境遇の人たちが住む集合住宅に住んでいるのだが、どうやら「いじめ」に遭っているらしい。毎日コツコツと菜園で野菜を育てる姿は真面目そのもので、聞けば山形の生まれだという。以前から「俺は働きたいんだ」と言っていた。同じような境遇の人たちが住む環境で、どのような「いじめ」に遭っているのか察しはついたが、聞けば想像通りであった。放って置けなくなった私は、動いてみることにした。それにしても以前より身なりは汚れ、少し酒臭い気がする。「○○さん、協力はするが、今挫けて酒に溺れてはだめだ。気を強く持って、きちんと生活していてほしい。そうでないと、うまくいくものもダメになってしまうから。それだけは約束してくれ」・・・さて、またお節介癖が出てしまったが、これは治らないなぁ(^^)
【3勝7敗】
【3勝7敗】お盆明け。なんと、7時過ぎには30度を超していたと思われる千葉市。猛暑の上マスクをしているからか、すれ違う大人たちは「おはようございます」と声をけても、ほとんどが無言だ。家を出るときは元気100%なのだが、無言攻撃を繰り返されると、どんどんマイナスされていく。「おはようございます」⇒「・・・・・」・・・
今日は全敗か、と思っていると、自転車に乗った小学校高学年らしき女の子が「おはようございます」とさわやかな返事を返してくれた。一気に100%充電だ!
その後、用品店の店員さん、布団屋の息子さんに元気をもらい200%充電。
しかしその後は負けが込んで、3勝7敗といったところか。負けないぞ~~~・・・暑いけど・・・(^^♪
【お節介な私】
【お節介な私】デニーズの上り旗がいつも倒れている。土台となるタンク式スタンドに水が入っていないのだ。そのたびに起こすのが面倒になり、店長にお断りして水を入れて設置した。
お節介もここまでいけば、迷惑かもしれないなぁ・・・(^^);
戦後75年【誰かがやる。自分には関係ない!】
戦後75年【誰かがやる。自分には関係ない!】
コインランドリーを使い、取りに来ない洗濯物を入れておくゴンドラが一杯になったのだろう。数日前はランドリーの外に放置されていたが、今日はランドリーの裏手、数十メートル離れたごみステーション近くに放置されていた。仕方ないのでゴンドラを押してランドリーまで戻し、管理者に電話連絡して、片付けを依頼した。移動した者は、ゴンドラのままごみ回収してくれるとでも考えたのだろうか・・・
皆、自分の事でなければどうでもいいのだ。誰かがやる、政治がやる、自分には関係のないこと、なのだ・・・300万人を超える犠牲者を出して敗戦し、奇跡的に復興した日本は、75年経っていい国になったものだ・・・。
愛する者たちを遺し、戦火に散ったいのち・・・英霊たちに顔向けができないと考えるのは、一部の人間だけだろうか・・・
【空蝉(ウツセミ)】
【空蝉(ウツセミ)】連日37度を超える猛暑。灼熱の歩道に蝉が腹を見せている。拾い上げてみるとまだ息がある。せめて土に還れよ・・・と、近くの植え込みに放してやった。
ふと、土と人間の匂いのする故郷を捨てて都会に出た自分の姿が重なった。私も、この蝉と同じではなかろうか・・・(;_;)
【一人で生きているつもりの人々】
【一人で生きているつもりの人々】自治会・町内会。役が回ってくるので入らない、会費があるので入らない、関係ないので入らない・・・。自分の自宅がある町内会ですらそんな有様だ。ましてや、子どもが通う小学校の学区、さらに広く中学校の学区のことなど・・・。
自分の町内のごみステーションは誰が掃除しているか、道路のごみは誰が掃除しているか、街路灯の電気代は誰が払っているか、地域の共有場所(公園、空き地、道路)は誰が掃除しているのか、地域行事(祭り、運動会、敬老会、子ども会など)はだれが運営しているのか、子どもたちの通学路は誰が見守っているのか、一人暮らしの高齢者は誰が見守っているのか、道路や標識・街路灯の補修・設置依頼などは誰がしているのか・・・。
自分には関係ない、のではなく、考えようとしないだけの人たち。自分の子どもが安全に学校に通っていられるのは何故か、自分の親(高齢者など)が安心して暮らしていけるのは何故か。
自分のことで精いっぱい、は分かるが、せめて家族の自分の見えないところでの暮らしを思いやってほしい。そこにあるのは、間違いなく支え合いとやさしさの地域社会なのだ。税金で動く政治だけで社会ができていると考えるのは大きな間違いなのだが・・・(;_;)
【町の心遣い】
【町の心遣い】先日、ごみを拾って歩いていると、顔なじみの美容室の前で店主から声をかけられた。「暇だし、古着で雑巾を縫っているのよ。誰かもらってくれないかしら。」80歳を超えてなお現役の元気なご婦人だ。「きっと小学校が喜んで貰ってくれますよ」と答え、翌日、小学校の正門前で校長先生にお話しすると案の定、欲しい、とのこと。翌日、段ボール箱を預かり、学校に届けた。新型コロナで消毒に使うため、雑巾が足りないという。
今日通りかかると、教頭先生がお礼に来てくれた、という。「また雑巾ができたら、学校に持って行ってあげてください。」とお願いした。
ご主人を先に亡くしたが、話好きな元気な方だ。私の良き話し相手である。
感謝。
【自分の見えないところへ、ポイ!これでOK?】
【自分の見えないところへ、ポイ!これでOK?】
草むらから出てくるポイ捨てごみ。劇物の希硫酸を含む自動車用バッテリーやペットボトル。自分さえよければ、それでいい・・・。これが川に流れ、やがて海を汚染する。
川の水を飲み、川や海に棲む魚などを食べる人間。これらを捨てる人間は、「自分には関係ない」ということすら考えないんだろうなぁ(+_+)