【小学校であいさつ運動。あいさつの意味とは?】

毎朝、すれ違う町の人々に「おはようございます」をいいながらゴミを拾って歩いて13年になろうとしています。無視する人、小声で応じる人、元気ににこやかに応じる人、向うから先に挨拶してくれる人。たかが挨拶、されど挨拶。挨拶や井戸端会議が多い町は泥棒がしにくい、という調査結果もあります。また、同じ挨拶でも相手を気遣い、相手に良い気分になってもらいたいという心遣いができたら、素晴らしいことです。軒先で丁寧に育てる「花」を褒めてもいい、軒先に巣作りするツバメを見守るやさしさや、今日の天気のことだっていい。「今日は学校の入学式でした、卒業式でした、運動会でした」でもいい。子ども達にも「小さいとき、大人たちに声をかけてもらいながら学校に通った」と記憶に記してあげたい。そんなささやかなコミニケーションが潤滑油となり思いやりの溢れる街と未来を作る、と信じています。№2,568