【「なが~~い目で見た日本人の幸せ」って?・・入院徒然日記】

【「なが~~い目で見た日本人の幸せ」って?・・入院徒然日記】
選挙に落ちてこの1年、やっと気付いたのは「人が生きる総ての責任は今の自分の内にある」ということ。(他のせいにして生きないこと)
親やその他から受け継いだり刷り込まれた「悪い因縁も」自分で引き受け・消化して、「次に繋がないように生きる」ということです。
私は今まで、あまりにも頭でっかちで「理屈」が先行していました。
一番難しいところですが、理屈(知識・倫理・道徳・因縁も理屈の一部です)は生まれた後に経験や教育などで付加されるもので、これが先行している(いちばん前に出して生きている)うちは「既製品・規格品」でしかありません。(他人が作った人生を生きるようなもの)
理屈やお金は「人間が生きるために必要」ではあるが「一番大事なもの」ではありません。
「入院」という時間を頂戴し、今私は、生まれながらに自分の内に備わったもの(根っこ)に向かって自分を掘り下げることに取り組んでいます。(別に宗教や右翼思想・おかしな団体に染まった訳ではありません。)その根っこにたどり着いたとき、初めて「人として生まれてきた意味」が分かるのだと思います。
私は、選挙に落ちた時、とり憑(つ)いていた「大きな何か」が落ちました、が、まだまだその残骸が離れません。きっと死ぬまで、たどり着けずに探し続けるのでしょうね・・・探し続けながら死ぬ・・・それでいいと思っていますが(^^)
古来、日本人は「文化」を通して、ここに書いたような「何か=根っこ」を繋ごうとしてきましたが、海を越えた近代文明と敗戦が「合理主義=便利で楽=人間の一番の弱点」を日本人にジワジワと埋め込んでしまいました。「日本らしさ・日本文化」は薄れるばかりです。それでも、島国「日本」は地理的にまだ恵まれています。
今は何となく、『日本文化を守ること=「国」という枠組みを守ること=子孫の幸せ』であると考えています。