【三つ子の魂100まで】

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【三つ子の魂100まで】というが、晩年の母は当にそれを体現して見せてくれた。認知症で子どもの名も応えられなくなっても、この習慣(母にとっては礼儀作法)は体が忘れることはなかった。お椀に残ったご飯粒(粒は残っていなくても)を、お茶を注いできれいに飲み干すのだ。また、妻の手料理も、お皿のマヨネーズや醤油の一滴まで舌でペロペロときれいに舐めてから「あ~~・・んまかった。ごちそうさまでした」・・・貧しい百姓暮らし、戦時中の食糧難を乗り越え今の時代につないでくれた祖先や親たち。私たちの命は、それ自体が自分だけのものではないと思う。「私たちは、歴史という駅伝の一区間を走るランナー」だと考えて生きています<m(__)m>※写真は私の大好物の「ロールキャベツ」・・・妻が誕生日に作ってくれました(^^)・・今、こうやって食べていられることに、「感謝」です。